はじめに:粗品の”ディスり芸”、なぜ芸能界を揺るがすのか?
お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんといえば、その鋭いツッコミと卓越した大喜利の腕前で知られています。しかし、近年彼の活動で特に注目を集めているのが、自身のYouTubeチャンネル「粗品 Official Channel」で繰り広げられる、特定の芸能人や有名人への「ディスり芸」です。
単なる悪口や批判とは一線を画す、粗品さんならではのロジカルかつ辛辣なディスり。時にそれが大きな炎上を巻き起こし、世間の注目を集めています。「なぜ彼はそこまで言うのか?」「ディスられた側はどう反応したのか?」「このディスり芸はどこへ向かうのか?」――。
当ブログ「芸能炎上ウォッチャー」では、テレビやネットの報道を参考に、粗品さんのディスり芸の全貌を徹底的に深掘りします。今回は、特に話題になった宮迫博之さんからあのちゃんまで、彼がYouTubeでディスってきた芸能人を網羅的にご紹介。それぞれのディスりの背景にある理由や、その後の展開、そして粗品さんの「ディスり芸」が持つ意味について、一緒に見ていきましょう!
【2025年最新】粗品がYouTubeでディスった芸能人・有名人リスト
粗品さんのYouTubeチャンネルで名前が挙がり、大きな話題となった芸能人や有名人をジャンル別にまとめてみました。日付は動画公開日や発言があったおおよその時期を示しています。

大物芸人・先輩芸人への忖度なし発言
粗品さんのディスり芸の中でも、特にインパクトが大きいのが大物芸人や先輩芸人への発言です。彼のお笑いへの強いこだわりが垣間見えます。
- 宮迫博之(元雨上がり決死隊)
- ディスり内容: 焼肉店「牛宮城」への辛辣な評価、YouTube活動全般、過去の騒動への言及など、非常に多岐にわたる。
- 時期: 2022年1月頃から現在まで継続的に。特に「牛宮城」オープン時に言及し、以降もたびたび話題に。
- なぜ炎上したのか: 先輩芸人への度重なる強い口調での批判に加え、宮迫さん側の反論があったことで泥沼の「ビーフ」に発展。
- 読者の反応: 「よくぞ言ってくれた」と粗品さんを支持する声と、「さすがに言いすぎでは?」という批判的な声に二分されました。
- 中田敦彦(オリエンタルラジオ)
- ディスり内容: YouTubeでの「授業」スタイルや「吉本興業批判」に関する言及。「おもんない」と切り捨てる発言も。
- 時期: 2023年6月頃、中田さんの吉本批判が話題になった際に言及。
- なぜ炎上したのか: 大物YouTuber芸人同士の対立構造として注目され、それぞれのファンがSNSで議論を繰り広げました。
- 読者の反応: 「粗品らしい」「言いたいことを言ってくれた」という声が多く見られました。
- とんねるず
- ディスり内容: 特定の番組や芸風に対する言及。「素人いじり」のスタイルについて独自の視点で語る。
- 時期: 2023年後半頃のラジオやYouTubeで散見。
- なぜ炎上したのか: お笑い界のレジェンドへの発言という点で注目を集めました。
- 読者の反応: 「粗品なりのリスペクトがあるのでは」「お笑い論として興味深い」といった声も。
- ダウンタウン(松本人志・浜田雅功)
- ディスり内容: 特定の番組や芸風について言及することはあるものの、直接的なディスりというよりは「お笑い論」の中で名前が挙がる形が多い。
- 時期: 定期的に。特に松本さんの活動休止以降、お笑い界全体を憂う発言の中で言及。
- なぜ炎上したのか: お笑いの頂点とも言える存在への言及は、常にファンの間で議論を呼びます。
- 読者の反応: 「粗品だからこそ言える」「彼のお笑い愛を感じる」というポジティブな声が中心。
- 太田光(爆笑問題)
- ディスり内容: 特定の番組での発言や、芸風に対する言及。
- 時期: 2024年に入ってから、ラジオでのやり取りなど。
- なぜ炎上したのか: お互いに「お笑い論」が明確なため、対立軸として面白がられました。
- 読者の反応: 「どっちも面白い」「お笑いファンとしてはたまらない」といった声。
YouTuber・インフルエンサーとの交戦
粗品さんは、自身もYouTubeで大きな成功を収めているからこそ、他のYouTuberやインフルエンサーへの評価も辛口になりがちです。
- ヒカル
- ディスり内容: 彼がプロデュースした商品や、YouTubeの企画に対する疑問。「つまらない」といった直接的な評価も。
- 時期: 2022年後半~2023年前半。
- なぜ炎上したのか: 人気YouTuber同士の直接対決構図が生まれ、それぞれのファンの間で激しい議論が交わされました。
- 読者の反応: 「粗品は正しい」「ヒカルも頑張ってる」など、意見が分かれました。
- レイクレ(Lazy Lie Crazy)
- ディスり内容: 彼らの動画内容や企画に関する率直な感想。
- 時期: 2023年頃。
- なぜ炎上したのか: 若手YouTuberへの先輩芸人からの厳しい評価として話題に。
- 読者の反応: 「粗品さんの基準は高い」「レイクレもこれから頑張ってほしい」といった声。
- Repezen Foxx(レペゼンフォックス)
- ディスり内容: 彼らの音楽活動やトラブルに関する言及。
- 時期: 2023年後半。
- なぜ炎上したのか: カリスマYouTuberグループとのお笑い芸人からの評価という点で注目を集めました。
- 読者の反応: 彼らのファンからは反発の声も上がりましたが、粗品さんの意見に同調する声も。
- エハラマサヒロ
- ディスり内容: YouTubeでの活動や、ものまね芸に関する言及。
- 時期: 2024年に入ってから。
- なぜ炎上したのか: 芸人同士のYouTubeでのやり取りとして注目されました。
- 読者の反応: 「芸人仲間だからこそ言えるのでは」という意見も。

俳優・アイドル・タレントへの容赦ない斬り込み
お笑い以外のジャンルの芸能人に対しても、粗品さんは独自の視点で切り込むことがあります。
- あのちゃん
- ディスり内容: ラジオ共演時の発言や、テレビでの振る舞いに対して「おもんない」「こいつだけは無理」と発言。
- 時期: 2024年4月、ラジオ番組『霜降り明星のオールナイトニッポン』で発言し、SNSで瞬く間に拡散。
- なぜ炎上したのか: 若者に絶大な人気を誇るあのちゃんへのストレートな批判が、ファンの間で波紋を呼びました。
- 読者の反応: あのちゃんファンからの反発はもちろん、「粗品の正直さが面白い」と擁護する声も多数。
- 木村拓哉
- ディスり内容: ライブでの発言や、過去の共演時のエピソードに触れる形で言及。直接的なディスりというよりは、彼のカリスマ性や言動に対する粗品さんなりの「いじり」に近い。
- 時期: 2024年に入ってから散見。
- なぜ炎上したのか: 国民的スターへの言及は、常に高い関心を集めます。
- 読者の反応: 「粗品もリスペクトしているのでは」「キムタクをいじれるのは粗品くらい」といった好意的な反応が多かったようです。
- 新しい地図(稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾)
- ディスり内容: 特定の番組やSNSでの発信について言及。
- 時期: 2023年後半。
- なぜ炎上したのか: 元SMAPという巨大な存在への言及が、ファンの間で大きな話題になりました。
- 読者の反応: 「彼らへの期待の裏返しでは」といった声も。
- ゆうちゃみ
- ディスり内容: 彼女のタレントとしての立ち位置や発言について、辛辣なコメント。
- 時期: 2024年に入ってから。
- なぜ炎上したのか: 人気モデル・タレントへの率直な評価として注目されました。
- 読者の反応: 「粗品は本質を見ている」「ゆうちゃみも頑張ってる」など様々。
アーティストへの斬り込み
音楽シーンに対しても、粗品さんは独自の見解を述べることで知られています。
- GACKT
- ディスり内容: 彼のライフスタイルや発言、音楽性について言及。
- 時期: 2024年に入ってから。
- なぜ炎上したのか: 独特のキャラクターを持つGACKTへの粗品さんの評価が注目されました。
- 読者の反応: 「GACKTをいじれるのはすごい」「粗品の意見は的確」といった声。
- 優里
- ディスり内容: 特定の楽曲や、歌詞について言及。
- 時期: 2023年後半。
- なぜ炎上したのか: 大ヒット曲を持つ人気アーティストへの評価として話題に。
- 読者の反応: 「粗品ならではの視点」「音楽ファンとしても共感できる」といった意見も。
- あいみょん
- ディスり内容: 楽曲の世界観や、ライブパフォーマンスについて言及。
- 時期: 2024年に入ってから。
- なぜ炎上したのか: 若者を中心に絶大な人気を誇るアーティストへの粗品さんの評価が注目を集めました。
- 読者の反応: 「粗品もあいみょんを聴くんだ」「彼の音楽的センスも光る」といった声。

【徹底解説】粗品と宮迫博之の“ビーフ”全貌を時系列で追う
粗品さんのディスり芸を語る上で、宮迫博之さんとの一連の「ビーフ」(抗争)は避けて通れません。なぜ粗品さんはここまで宮迫さんを執拗にディスり続けるのか?その発端から現在までを時系列で詳しく見ていきましょう。
発端は焼肉店「牛宮城」への辛辣な評価(2022年1月〜)
二人の因縁は、宮迫さんがプロデュースした焼肉店「牛宮城」のオープンに遡ります。粗品さんは自身のYouTubeチャンネルで、牛宮城に対する「知名度ある奴がやってる店で美味いとこない」「ホンマに美味いもん食いたいなら行くべきではない」と、開店前から辛辣な評価を下しました。
これは単なる個人の感想に留まらず、宮迫さんが多額の費用と時間をかけて準備してきたプロジェクトへの、ある種の“挑発”と受け取られました。粗品さんの発言は瞬く間に拡散され、多くのメディアで報じられ、宮迫さんのファンからは反発の声が上がりました。
泥沼化する応酬:宮迫側の反論と粗品の再反論(2022年2月〜)
粗品さんの発言に対し、宮迫さんは自身のYouTubeチャンネルで反論動画を公開しました。彼は「粗品の発言は営業妨害だ」と主張し、粗品さんのことを「後輩ですが非常に残念」「粗品という人間は終わってる」などと厳しく批判しました。
しかし、この宮迫さんの反論が、粗品さんのさらなる「ディスり」に火をつける形となります。粗品さんは宮迫さんの反論動画に対し、「宮迫、俺のこと言ってたらしいな」「終わってんのはお前や」と、さらに激しい言葉で再反論。粗品さんは、宮迫さんの過去の不祥事やYouTubeでの活動内容にも言及し、その批判はエスカレートしていきました。
この応酬はまさに泥沼化し、両者のファンを巻き込んだSNSでの激しい議論が巻き起こりました。世間は、このベテラン芸人と若手実力派芸人の対立に釘付けになりました。
現在の関係性と騒動の行方(2025年現在)
2025年現在も、粗品さんが宮迫さんをディスる発言は時折見られます。特に宮迫さんのYouTubeチャンネルの登録者数や動画の再生回数に触れて「オワコン」といった言葉を使うなど、その批判は執拗です。
宮迫さん側は、粗品さんの発言に対して直接的な反論を控えることが増えましたが、SNSなどではファンが両者の動向を注視し続けています。
この一連の騒動は、単なる芸能人同士のケンカではありません。粗品さんが考える「お笑い」のあり方、そしてテレビからYouTubeへと活躍の場を移した芸人たちの価値観の衝突が、この「ビーフ」の根底にはあると言えるでしょう。この騒動が今後どういう形で収束していくのか、あるいは新たな展開を見せるのか、引き続き注目が集まっています。

【独占分析】あのちゃんとのラジオでの直接対決!「おもんない」発言の真相
粗品さんのディスり芸はYouTubeだけにとどまりません。2024年4月には、人気タレントのあのちゃんとの間で、ラジオ番組での直接対決が大きな話題となりました。
『霜降り明星のオールナイトニッポン』で何が起きたのか?(2024年4月)
事の発端は、粗品さんがパーソナリティを務めるラジオ番組『霜降り明星のオールナイトニッポン』に、あのちゃんがゲスト出演した時のことです。番組内で、粗品さんはあのちゃんの発言や振る舞いに対して、「おもんない」「こいつだけは無理」といったストレートな言葉を投げかけました。
これは、バラエティ番組での「いじり」の範疇を超え、聞いているリスナーからも「ガチで言ってるのでは?」と感じられるほどの辛辣さでした。粗品さんのディスりに対して、あのちゃんも不機嫌そうな態度を見せ、スタジオ内には一時、ピリピリとした空気が流れたと報じられました。
放送後の波紋とあのちゃんの反応
このラジオでの粗品さんの発言は、放送直後からSNSで瞬く間に拡散され、大きな炎上を巻き起こしました。「あのちゃんが可哀想」「粗品はひどい」といった批判の声が殺到する一方で、「粗品は正直でいい」「あれがお笑い」と擁護する声も多数上がり、意見が真っ二つに分かれました。
ディスられた側のあのちゃんは、放送後、自身のSNSで粗品さんの発言に対して直接的な反論はしなかったものの、意味深な投稿をするなど、複雑な心境を匂わせました。ファンの間では、この一件で「あのちゃんと粗品は共演NGになるのではないか」という憶測も飛び交いました。
しかし、粗品さんにとってはこの「ディスり」も、ある種のお笑い表現の一環。彼のお笑いに対するストイックな姿勢や、偽りのない本音をぶつけるスタイルが、結果としてこのような「炎上」を生み出していると言えるでしょう。
粗品はなぜ“毒舌”を貫くのか?先輩にも噛みつく3つの理由を考察
粗品さんのYouTubeでのディスり芸は、単なる炎上目的や悪口ではありません。そこには、彼ならではの深いお笑いへの哲学や、巧みな戦略が隠されています。なぜ彼はここまで毒舌を貫くのでしょうか?その理由を3つの視点から考察します。

理由1:お笑いへの揺るぎない美学と哲学
粗品さんは、M-1グランプリ王者として、そしてお笑いに対する強いこだわりを持つ芸人として知られています。彼にとって「お笑い」とは、単なる楽しいエンターテイメントではなく、「本物」を追求し、時には「偽物」を排除することも厭わない、ストイックな芸術に近いものなのかもしれません。
彼がディスる対象は、彼のお笑いの美学にそぐわないと感じた相手や、世間から過剰な評価を受けていると感じる相手が多い傾向にあります。例えば、宮迫さんへのディスりは、彼のYouTubeでの「芸人としてのあり方」に対する粗品さんなりの異議申し立てだと考えることもできます。粗品さんは、「お笑い界の秩序を保つ」という使命感を無意識のうちに抱いているのかもしれません。
理由2:YouTubeというプラットフォームの特性を最大限活用
テレビの地上波放送では、コンプライアンスやスポンサーの関係上、過激な発言や特定の個人を名指しで批判する表現は極めて困難です。しかし、YouTubeはそうした制約が比較的少なく、個人の意見や感情をストレートに表現できる場です。
粗品さんはこのYouTubeというプラットフォームの特性を熟知し、最大限に活用しています。テレビでは見せられない「本音」をYouTubeで発信することで、彼のコアなファン層を熱狂させ、同時に新たな視聴者を獲得しています。テレビとYouTubeで「粗品」のキャラクターを使い分けることで、彼はより多面的な魅力を発揮していると言えるでしょう。彼のディスり芸は、YouTube時代における新しい芸人のあり方を示しているのかもしれません。
理由3:計算された炎上マーケティング戦略の可能性
粗品さんのディスり芸が、結果的に大きな注目を集め、自身のYouTubeチャンネルの登録者数や動画の再生回数増加に繋がっていることは間違いありません。彼の発言がネットニュースになり、SNSで拡散されることで、普段彼の動画を見ない層にも「粗品が何か言ってるぞ」と興味を持たせる効果があります。
これは、意図的な「炎上マーケティング」である可能性も十分に考えられます。もちろん、粗品さん自身は「計算している」と明言することはないでしょう。しかし、彼のような頭の切れる芸人が、自身の発言がもたらすであろう影響を全く考慮していないとは考えにくいです。炎上によって一時的に批判を浴びるリスクを承知の上で、それ以上のメリット(知名度向上、チャンネルの活性化)を見込んでいるとしたら、それは非常に高度な戦略と言えるでしょう。
まとめ:粗品の“ディスり芸”が切り開くお笑いの新境地
この記事では、霜降り明星・粗品さんがYouTubeでディスってきた芸能人・有名人を一覧でご紹介し、特に話題になった宮迫博之さんやあのちゃんとの因縁について詳しく解説しました。
粗品さんの“ディスり芸”は、単なる悪口の域を超え、彼のお笑いへの深い愛と、YouTubeという新たな表現の場を最大限に活用した結果として生まれています。時に賛否両論を巻き起こし、炎上することもありますが、それも彼がお笑い界に新たな風を吹き込むための、彼なりのアプローチなのかもしれません。
テレビのお笑いが成熟し、YouTubeが新たな表現の場として台頭する現代において、粗品さんのディスり芸は、芸人の新たな立ち位置や、お笑いの可能性を私たちに提示しているのではないでしょうか。
これからも粗品さんのYouTubeチャンネル、そして彼の活動から目が離せませんね。皆さんは、粗品さんのディスり芸についてどう思われますか?ぜひコメントで教えてください!
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