人気YouTuberグループ「コムドット」は、若者を中心に爆発的な人気を誇る一方で、活動の中でたびたび炎上し、そのたびに賛否を巻き起こしてきました。
この記事では、2021年以降の代表的な炎上騒動を時系列で整理し、その背景・影響・本人たちの反応・そして現在の状況までを網羅的に紹介します。
コムドットとは?プロフィールと人気なぜ?
まずはグループの概要を簡単におさらいしましょう。
- 結成:2018年、地元中学の同級生で結成
- メンバー:
- やまと(リーダー)
- ゆうた
- ゆうま
- ひゅうが
- あむぎり
- 登録者数:2025年6月時点で約391万人
- 人気の理由:イケメン×おふざけ×リアルな友情、Z世代に刺さる等身大の企画スタイル
“地元ノリを全国へ”をスローガンに掲げた動画スタイルは、10代〜20代の男女に圧倒的な支持を集め、一躍トップYouTuberに躍り出ました。
騒音・マスクなしパーティーでの初炎上(2021年)

コムドットの初期の大炎上として記憶されているのが、緊急事態宣言下の飲み会騒動です。
飲み会&マスクなし問題
2021年3月、外出自粛が求められていた時期に、他のインフルエンサーたちとともにマスクなしで大人数の飲み会を開催し、それがSNSで拡散され炎上。
さらに同年9月には、コンビニ前での深夜の大騒ぎが報じられ、警察が出動する事態となりました。
批判されたポイント
- コロナ禍の行動として“非常識”
- 一般人への迷惑行為(騒音・ごみの放置など)
- 「YouTuberは自由すぎる」とのイメージ悪化
本人たちの対応
メンバーはそれぞれSNSや動画内で「軽率だった」「迷惑をかけた」と謝罪。ただし、反省が足りないと感じた視聴者も多く、火に油を注ぐ形になりました。
街中での迷惑行為&YouTube企画の是非(2022年)
コムドットの魅力である「街中での体当たり企画」が、次第に批判を集めるようになります。
問題となった企画内容
- 公園や駅前で全力鬼ごっこ
- 深夜に大声で走り回る様子
- 通行人の迷惑を顧みない撮影スタイル
こうした「体を張ったリアル系チャレンジ」は一定層に好評でしたが、一般視聴者からは「マナーが悪い」「周囲の人が不快」と苦言が多く寄せられるように。
やまとはこれらの批判に「バラエティ精神でやっている」としながらも、企画内容を見直す発言をしています。
平成フラミンゴとのイベントトラブル(2023年)
2023年6月、コムドットと仲の良かった女性YouTuber「平成フラミンゴ」との間で、イベント契約に関するトラブルが発生しました。
事の経緯
- あるイベントにて、コムドットと平成フラミンゴが“共演NG”になったとの噂が浮上
- 視聴者の間で「裏で揉めた?」「不仲?」と憶測が拡散
- 平成フラミンゴの一部ファンがコムドットを激しく批判
登録者数の激減
この騒動をきっかけに、コムドットの登録者数は1ヶ月で約20万人減少。さらにその後も影響が続き、最大で37万人の減少が確認されました。
やまとはSNSで「もう心が折れました」「いじめのような批判はやめて」と訴え、精神的に追い詰められた様子も見せていました。
再起をかけた2025年|大型企画で復活へ
長らく続いた炎上と登録者減少に歯止めをかけるべく、2025年に入ってからコムドットは本格的な巻き返しに乗り出します。
大型企画「24時間ドロケイ in 韓国」
- 2025年1月に公開された「韓国で24時間ドロケイ」企画が話題に
- 海外での大規模ロケ&現地のファンとの交流により好感度がアップ
- この動画を機に、登録者が1ヶ月で約8万人増加し、再び390万人台へ回復
ファンからも「やっぱりコムドットは面白い」「本気出せばすごい」と称賛の声が寄せられました。
筋トレ・イメージ刷新による再評価

リーダー・やまとは2024年末頃から肉体改造や筋トレに本格的に取り組み、SNSでもその様子を積極的に発信。
- 健康志向の投稿スタイルにシフト
- 筋トレ・メンタルケア・読書の発信を増やし、知的イメージも獲得
これにより、「軽薄なノリのグループ」というイメージが徐々に変化し、「努力型」「進化するグループ」として再評価されつつあります。
2025年6月現在の状況と課題
2025年6月時点でのコムドットの現状を整理すると、以下のようなポイントが挙げられます。
項目 | 状況(2025年6月) |
---|---|
登録者数 | 約391万人(回復中) |
動画再生数 | 平均1日200万再生前後 |
炎上 | 現在は沈静化しているが根強いアンチも存在 |
イベント出演 | 大型フェスやYouTube関連イベントに継続参加 |
今後の課題は、「再生数を以前の水準(500万〜1000万)に戻せるか」「ブランドイメージをいかに再構築できるか」にあります。
まとめ|コムドットは“第二章”へ突入した
2021年〜2023年の炎上期間を経て、コムドットは2025年現在、“再起”のフェーズに入ったと言えるでしょう。
- 大型企画や海外ロケで再評価
- 健康的な発信とブランド再構築
- 誹謗中傷に対しても正面から向き合う姿勢
炎上は確かにあった。しかし、それを乗り越えようとする彼らの姿勢は、多くのファンを引き戻しつつあります。
次にコムドットがどんな進化を遂げるのか──注目はまだまだ尽きません。
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